世界初の媒体、ヘリコプターサイネージとは?
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タカシくん
テレシーちゃんのもとで日々勉強しているインターン生。
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テレシーちゃん
テレビCMはもちろん、広告のことならなんでもお任せの頼れる存在。
開発に携わったSPゲスト3名にインタビューを実施しました!
SPゲスト
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保田さん
Space Aviation株式会社 代表取締役
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飽浦さん
株式会社IRIS
シニアアドバイザー -
土井さん
株式会社テレシー
代表取締役CEO
さてたかし君!
今回はデジタルサイネージの中でも新しいヘリコプターサイネージ”Aviation Channel”について勉強していこう!
でた!
テレシー、IRIS、Space Aviationの3社で共同開発した、世界初のヘリコプターサイネージですよね!
その通り!
ヘリコプターサイネージの運用では、
テレシーが総販売代理店として商品企画、広告営業を、Space Aviationが媒体社として端末購入、そしてIRISが配信システムの開発、運営、サイネージ端末の供給を担って媒体が開発されたんだ!
今回はSPゲストとしてその3社より
Space Aviationから保田さん、IRISから飽浦さん、テレシーから土井さん
をお呼びして、ヘリコプターサイネージの基本から開発の裏側まで徹底調査していこう!!
はい!
インタビュアーとして、どんどん質問していきます!
このコラムの目次
~リピーターも多い、富裕層向け移動手段「ヘリコプター」~ヘリコプターサイネージについてお聞きする前に、そもそもヘリコプターでの空の移動自体に馴染みがなく、、
などなど知りたいことがたくさんあります! そうですよね!1つ1つ解説していきましょう!
まず利用されるシーンについて、現状は利用者の7,8割が遊覧、残りがヘリタクシー(※移動を目的とした利用)としてご利用されています。 保田さん
遊覧では5分~1時間の飛行と様々ですが、ヘリタクシーになってくると基本30分~1時間程度でご利用される方が多いです。 車で2,3時間のところに短時間でいけるというのが魅力ですね。 保田さん
料金についてですが、時間×単価のような設定で、機種にもよりますが、一機当たり1時間で約20万円という設定になっています。 保田さん ~富裕層を中心に市場拡大し、さらなる成長へ~現在のヘリコプター移動の市場規模やその伸びはどれくらいなのでしょうか?市場全体の動向も教えてください。 2022年現在の日本では100~150億円程度です。 今後は規制が整備されて、例えば空飛ぶクルマの開発や高層ビルの屋上がヘリポートとして解放されるなどすると利用も増えていきますので、確実に目覚ましく伸びていく市場ではあると思います。 保田さん また、都心だけでなく地方の道の駅にヘリポートを作るプロジェクトも弊社では行っています。 現在、山間部や離島など救助が難しいとされる地域の首長さんを中心に22の自治体にご協力頂いて、公共のヘリコプターだけでなく民間のヘリコプターも稼働できる準備をしています。 保田さん ~ヘリコプターサイネージ”Aviation Channel”、1枠100万円で超富裕層へリーチ~ヘリコプター移動について理解が深まったところで、次は本題のヘリコプターサイネージ”Aviation Channel”について教えてください。 ヘリコプターサイネージは、タクシーの後部座席にあるサイネージと同様にヘリコプターの後部座席に設置してあり、エンジンONと同時に広告がロールで流れ始め、切ると配信が止まる仕様になっています。 現在10機に搭載されていて、今後も増えていく予定です。 飽浦さん ヘリコプター移動の利用者は、ユーザー調査では年収2000万円以上といった可処分所得の高い富裕層が利用されるケースが多いので、 実証実験をご一緒したAlfa Romeo(アルファ ロメオ)さんでは、実際にヘリコプターサイネージの広告を見てディーラーに行かれた方もいらっしゃって、実験段階からその効果を実感しました。 飽浦さん ~ヘリコプターサイネージ開発に至った経緯~タカシくん 世界初の媒体とのことですが、ヘリコプターサイネージ開発に至った経緯を教えてください。 もともとタクシーサイネージ関連でテレシーさんとお取引があって、土井さんとも仲良くさせていただいていたんです。その中で土井さんから保田さんをご紹介いただき、3人でお会いした際にふと生まれた 実際に着手してみると、超えるべきハードルは多かったのですが、約1年をかけて、各社さんごとにそれぞれ工夫をしていきながら実施までたどり着いたという感じです。 飽浦さん ~アイデアから本格販売に至るまでにあったハードルや工夫~やはり新しい媒体をつくるのは大変なんですね、 IRISは、航空法に準拠した媒体のシステム開発が必要だったことですかね。 端末へ事前にダウンロードした状態で離陸し、通信無しでも動画がしっかりと流れるよう工夫しました。 飽浦さん Space Aviation側でいくと上記の電源確保に加えて、安全配慮は工夫が必要だったポイントです。航空機に、何かを設置するには、法令に準拠した方法を取る必要があります。 テレシーとして工夫したところで言うと、まだ誰も試したことのない世界初の媒体の良さをどうクライアント様に伝えるか、をまず考えましたね。 実際には実証実験を行い、Alfa Romeo(アルファ ロメオ)さんにご協力いただき、実証実験を行いました。 土井さん 様々な工夫を凝らしながら出来た商品ですが、この3社だったからこそ、参入障壁が高い分野に対して、約1年という期間で販売までを実現できたと思っています。 土井さん
~リリース後の反響~あらゆるハードルを越えていきながら、完成したヘリコプターサイネージですが、リリース後の反響はいかがでしたか? 反響は想像以上に大きかったです。 ”空飛ぶクルマ”など、世の中的に空での移動に対する感度が高くなってきている中で、その時流に乗っている事業であったことや、世界初というPRバリューが活きたことが要因だったと思っています。 土井さん
~今後の展望~本日は貴重なお話しありがとうございました!最後に、皆さんそれぞれの今後の展望をお聞かせください。 まず設置する機体数を増やしていくことが最優先課題です。 デバイス接続の課題を、給電ケーブルを開発することである程度解決できたので、今後もより安全に設置しやすくなるように仕組みを整えていきたいです。 加えて、記事などでヘリコプターにサイネージがついているということは多くの方に認知はしていただいたのですが、実際にその目で見た人は少ないのが現状です。 ですのでどういう風に広告が流れるのか?といったところまで知っている、本当の意味での媒体接触者を増やすところも大事なポイントだと感じています。 その点は今後クライアント様を集めた体験会を実施するなどして、接触できる機会を設けていきたいと考えています。 飽浦さん 今後ヘリコプター以外にも”空飛ぶクルマ”など空の移動手段が増えていく時流の中で、きたる未来に備え、 ”飛ぶ乗り物に対して、一番フィット感のある広告媒体を提供できる第一人者”になることを志していきたいです。この共同開発経験を活かしてヘリコプターサイネージの実績をしっかりと蓄えていき、未来の拡張性に期待しながら、今やっていることをより大きな産業にリンクさせていくことを目指しています。 土井さん Space Aviationでは、今後さらにリッチに飛行できる体験を目指していくことがミッションです。 無人島に宿泊施設を建設するような、リゾート開発とヘリコプター飛行を掛け合わせた事業展開をすすめていくフェーズに弊社は入ってきています。 このようにヘリコプターに関わる体験を充実させていくことで利用人数、機体数が増え、ひいてはヘリコプターサイネージという広告の価値もあがっていくという将来設計を考えております。 保田さん |
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