このコラムの5秒まとめ
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テレビCM制作は広告代理店のディレクションのもと、代理店・広告主・制作会社が協力して行われる。
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テレビCM制作において重要なのは、テレビCMの目的と現状のマーケティング課題をしっかりと設定すること。
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制作内容によって変わるが、オリエンテーションから納品までの期間はおよそ2ヶ月。
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タカシくん
テレシーちゃんのもとで日々勉強しているインターン生。
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テレシーちゃん
テレビCMはもちろん、広告のことならなんでもお任せの頼れる存在。
今回はテレシーちゃんが、テレビCMの制作工程について教えてくれました!

![]() タカシくん 最近初めてONE PIECEを読みはじめたんです。 熱い台詞がたくさん出てきて面白いよ! お〜漫画の王道だねえ。 ![]() テレシーちゃん ![]() テレシーちゃんは座右の銘とかあるの? 座右の銘か〜…考えたことなかったなぁ。 これから見つけて行きたいな! ![]() ![]() テレシーちゃんらしい言葉が見つかるといいね! そうだね!ありがとう! ![]() ![]() じゃあテレシーちゃん今日もよろしくお願いします! うん!なんでも聞いてよ! ![]() ![]() ようやくテレビCMについて勉強し始めることができたんだけど、 そもそもテレビCMって誰が作ってるんでしょうか? お、少しずつ勉強が進んでるね! よし、じゃあ今日はテレビCMができるまでの流れ、制作期間について話していこう! ![]() ![]() お願いします! まず、これはあくまで一例だけど、大まかに一般的な制作の流れを説明すると、次の5つのステップがあるよ!
→納品。 ![]() ![]() なるほど!!意外とシンプルなんですね。 とっても大まかにいうとね! 実際はもっと細かい工数と人が関わってくるよ! ![]() ![]() やっぱりそうなのか。詳しく教えてください! オリエンテーションでは、 広告主の抱えるマーケティング上の課題やテレビCMの狙いを広告代理店に共有する。 まず、①オリエンテーションは、広告主が抱えているマーケティング上の課題と、 テレビCMの目的・狙いを広告代理店に共有する場なんだ! ![]() ![]() なるほど、作戦会議ですね! そんなイメージ! オリエンで一番大切なのは、テレビCMの目的と現状のマーケティング課題をしっかりと設定することだよ!そのCMによって、どんなことを達成したいのかを考えることが重要なんだ。 ![]() ![]() ふむふむ、テレビCMの目的か〜。 一般的にテレビCMの目的とされるのは「認知」と「獲得」だね。 ![]() ![]() う〜ん。認知を狙うか商品の宣伝をするか… なんか全部まとめてうまくいくような万能なテレビCMって作れないんですかね? 確かにテレビCMを放映するだけで、ある程度の認知と獲得は達成できると思うよ! ![]() でもテレビCM制作においてはCMの中で伝えたいこと、つまり「訴求ポイント」は絞った方がいいんだ! テレビCMは15秒か長くても30秒しかないから、詰め込みすぎると逆に何も伝わらなかった、ってことになりかねないからね。 ![]() ![]() そっか〜、欲張ってはいけないってことですね! そういうこと! そして次は、②広告代理店が企画を行い、ディレクションしながら制作会社とコンテを作成するんだ! ただし、この辺りの流れは明確に決まっているわけではなくて、その都度変わるものではあるけどね。 ![]() ![]() なるほど〜。広告主との会話から映像をイメージしていくのってすごく難しそう。 ![]() ところで、企画を選ぶ上で大切なことってなんでしょう?たくさんコンテとか出てきたら、どうやって決めたらいいかわからなくなりそうです! それは確かに迷うところかもしれないね。 ここで最も重要なことは、テレビCMをする目的にあったものを選ぶことだよ! 何事も、迷ったら初心に立ち返って、目的を見直すことが大切なんだ。 ![]() ![]() 名言風に言うから、なんだか説得力がありますね。 フォッフォッフォ。 そして、選ばれた企画コンテをもとに、より詳細な演出コンテというものが作られて、それを③PPM(Pre Production Meeting)で広告主がチェックして、次の撮影に関することを話し合うんだ。 そこで承認されたら、次のステップに進めるんだよ! ![]() ![]() しっかりお互いがコミュニケーションを取って、納得するものを作らなきゃいけないんですね! そうだね!このPPMでしっかり撮影以降のイメージをすり合わせることはとても大切だよ! ![]() そして、次はいよいよ④撮影! ![]() ![]() お、楽しそうですね! ここも大変なところだよ!関わる人がたくさんいるからね。プロデューサー、カメラマン、照明、美術、音声、スタイリスト、ヘアメイク…数えきれない! ![]() ![]() そんなに!楽しそうなんて言ってごめんなさい。 でも撮影場所にたくさん人がいるなら僕が紛れ込んでもバレませんね。有名人に会いたい。 ただでさえ忙しくて人が多い現場なんだから邪魔しないの! ![]() ![]() は〜い。 まあ企画の内容によって関わる人数は変わるけど、 撮影は後々撮り直しができないこともあるから大事な工程だよ! ![]() ![]() 確かに、有名なタレントさんとか忙しいから、「ちょっとまた来て」なんて言えないですもんね! そうだね!だから、広告主は撮影が行われるまで、それまでのすべてのステップが最初に立てた目標に沿って進んでいるかを確認し続けることが大切なんだよ。 ![]() ![]() なるほど!勉強になります! ![]() 撮影の次は、⑤編集ですよね? そう! まずは仮編集と言って、制作側が簡単に編集したものを、広告主にみてもらうんだ。 そしてそれにOKがもらえたら、いよいよ本編集作業だよ! ![]() ![]() 編集作業も大変そうだ。 そうだね。編集作業に直接広告主が関わることは少ないけど、編集後のイメージも演出コンテを決める段階である程度決まるから、そこをしっかり納得して進めていくことが大切だね。 ![]() ![]() そうなんですね!CM作りって奥が深いな〜。 うん。CM1つ作るのに、これだけたくさんの人と工程が必要なんだよ! ![]() 制作内容によって変わるが、オリエンテーションから納品までの期間はおよそ2ヶ月。 ![]() これを全てやるのに、どれくらいの期間がかかるんですか? そうだな、それは本当に制作内容によるね。 でもオリエンテーションから納品までの制作期間でいうと2ヶ月くらいが一般的かな! ![]() ![]() おお、なるほど。制作期間の長さを決める要因ってなんですか? これも一概には言えないんだけど、一番はどのようなCMを作るかと言う企画の内容かな! ![]() ![]() ふむふむ。というと? CMにはいくつかパターンがあるんだけど、例えば下の3つに分けるとしよう。
すると、そもそも撮影をするかしないかによって大きく期間が変わるんだ。 ![]() ![]() え、撮影しないなんてことあるんですか? あるある!例えば、上から2つの、写真を繋げたスライドショーのような映像とか、アニメーションの映像とかは、実際の撮影はいらないよね! ![]() ![]() あ〜確かに!写真だけでも感動的なCMもたまに見ますね! そうそう! だから企画の内容によって変わるけど、一般的に納品までの期間はオリエンテーションからPPMまでに約1ヶ月、PPM以降で約1ヶ月が目安かな! それで合計で2ヶ月くらいが一般的なイメージだね! ![]() ![]() ![]() そうだったのか! 一口にCM制作と言っても、どんなテレビCMを作るかによって全然変わってくるんですね〜! その通り!でも、テレビCM制作において共通して一番大事なのは、 広告主と制作側がしっかり意見を言い合って、納得できるものを作っていくことだよ! ![]() ![]() なるほど!なんだか今日は名言風な言葉がよく出ますね! フォッフォッフォ。 CM制作の全体像は掴んでもらえたかな? ![]() ![]() はい!ありがとうございます!もっと勉強します! そういえば、タカシくんは座右の銘ってあるの? ![]() ![]() う〜んそうだな、強いて言うなら、「最後まで…希望を捨てちゃいかん。」かな。 それ、スラムダンクで「あきらめたらそこで試合終了だよ。」って安西先生が言う一個前のセリフだよね。普通そっちじゃなくない?その後の方が名言じゃん… ![]() ![]() 冗談だよ〜。 僕は座右の銘を選ぶんじゃなくて自分で作っていきたいからね。これから考えていくよ! 急にかっこいいこと言う… ![]() |
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テレシーとは?

「テレシー」は、少額から簡単にテレビCMの出稿ができ、効果もしっかりと確認しながらPDCAを回すことができる運用型テレビCMプラットフォームです。電通が保有する日本最大級のテレビCMに関わるアセットをフル活用し、AIを用いた高精度なシミュレーション・最適化・レポーティングを実現します。
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